ついて 制作に 仏像の

仏像について

お寺に新たに仏様をお迎えしたい

仏像の制作を考えるタイミングは様々です。

  • ・お寺にお祀りされていない新たな仏様を迎えたい。
  • ・分院の本尊を制作したい。
  • ・新しく建立するお堂に祀るお像を制作したい。

多くの方にとって、仏像の造像は人生に何度も経験するものではありません。御依頼主様のご希望を入念にうかがい、後世に永く受け継がれる仏像の制作を目指します。どんなお像の制作でもお気軽にご相談ください。

今ある仏像の模造を制作したい

「本尊の模造を制作し、分院にお祀りしたい」 「厨子を閉じている時に、変わり身として安置できるよう模造を制作したい」、こうした様々な事情で、大切な御像の模造の制作を検討する機会があるかと思います。
模刻(※)にあたっては、まずは原本となる御像の調査を行います。
ご希望の場合には、3D計測といったデジタル技術を活用することにより、原本像のデータを取得することで、より原本像に肉薄する模刻像の制作が可能です。
造形や仕上げ方法に関しましても、「現状と同じ古びた形で」、「破損部や剥落部分を復元し、制作当初の状態で」など、細かな注文にもご対応可能です。

※模刻(もこく)とは……
模刻とは、原本となる御像の模造を制作することを指します。その際、造形はもちろん、用いる材料や、像の構造においても、基本的には原本像に忠実に倣います。

失われてしまった仏様を復元制作したい

様々な事情で失われてしまった御像の復元制作も承ります。
その場合には、写真資料等がありましたら、より原本像を忠実に再現することができます。資料などが残っていない場合にも、ご相談承りますので、お気軽にお問い合わせください。

秘仏や普段拝観できない仏様のお前立ち、縮尺模造を制作したい

仏像の中には、秘仏になっているもの、普段拝観できない状態になっているものも珍しくありません。拝観者や檀家の方々に普段からお参りいただけるよう、お前立ち(※)の制作や、縮尺模造の御像制作を承ります。
お前立ちは、必ずしも原本となる御像の忠実な模造ではなく、同じ尊種の新作という形でお祀りされる場合もあります。また、忠実な模造という形で、縮尺を変えて制作がしたいとのご希望も承ります。

※お前立ちとは……
通常公開されない仏像の厨子の前に、身代わりの像として安置される仏像。

境内に生えている木や、手元にある大切な材木を仏像にしたい

今ある材木を最良の形で残せるよう、仏像にいたします。
わかる範囲で結構ですので、材木の種類や大きさ、状態(立木か、丸太か、製材された状態か、など)をお知らせください。
実際に制作をご希望の場合は、実際にお伺いし、材木を確認の上、こちらから具体的なご提案をすることも可能です。

念持仏を制作したい

個人が私的に迎え、日常的に祈る仏様を、念持仏(ねんじぶつ)と言います。
仏壇にお祀りする仏像や、香合仏(※)など、小さな仏様の制作も承ります。形状、大きさ、素材など、ご希望に合わせて制作いたします。
個人の方でもお気軽にお問い合わせください。

※香合仏(こうごうぶつ)とは……
手のひらサイズの小さな仏像。本体が彫られた小さな仏龕に、蓋が付いており、持ち運びにも適しているため、常に傍に携えることができます。

制作したい像の種類は決まっているものの、明確に「こういうお顔の仏像が良い」といったようなイメージがないのですが、どのような制作手順になるのでしょうか?

例えば、一概に如来像、といっても、その容貌は、穏やかなもの、威厳に満ちたもの、どこかかわいらしいもの、と様々です。イメージがまだ確定していないとお考えの場合には、どのような目的で今回造顕するのかをふまえ、実際に造形の例をいくつか提示させていただきます。その上で、容貌や体躯や衣文表現、ほか細かな造形に至るまで、ご要望をお聞きいたします。そうして御依頼主さまとイメージを共有したのち、造形に着手するという手順となります。
そのため、明確なイメージをまだ持たれていない場合でも、こちらが提示した様々な例を実際に目にすることで、造顕の趣旨に沿うような造形を思い描いていただくことができるかと思います。