お知らせ

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2022/09/05

栃木県立博物館 展示のおしらせ

9月17日より開催されます、栃木県立博物館における特別展『鑑真和上と下野薬師寺〜天下三戒壇でつながる信仰の場〜』にて、東京芸術大学大学院博士後期課程において模刻いたしました「唐招提寺薬師如来立像復元像」を展示させていただきます。

本企画展示は、東大寺(奈良県)、観世音寺(福岡県)と並び、日本三大戒壇である下野薬師寺(栃木県)に焦点をあて、三大戒壇の歴史と繋がりを、数々の寺宝と共に紹介しております。
唐招提寺薬師如来立像復元像の原本である、唐招提寺国宝薬師如来立像のほか、国宝伝獅子吼菩薩立像、ほか多くの国宝・重要文化財が、唐招提寺をはじめ、各地から出展されます。
また、著名な先生方による様々な講演会も企画されているそうです。(いくつかの講演会は既に満員御礼とのことです。)

三大戒壇の歴史の中で、こうして模刻像をご紹介いただけるとは、制作当初は想像もできませんでした。
先人たちが制作してきた数多くの仏像も、制作者の手を離れたあと、歴史の中で様々な運命を辿っていったのだなあ、と感じます。
沢山の方々のご尽力により、自身が制作した模刻像が仏像として受け継がれていく様子を、こうして間近に拝見し、体感できることは、制作者にとってこの上ない喜びです。
多くの方々にご覧いただけたら嬉しいです。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

【展示名】鑑真和上と下野薬師寺〜天下三戒壇でつながる信仰の場〜
【期 間】2022年9月17日(土)〜10月30日(日)
【場 所】栃木県立博物館
〒320-0865  栃木県宇都宮市睦町2−2

企画展HPは こちら
チラシPDFは こちら


 

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