ついて 制作に 仏像の

制作の流れ

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お問い合わせ

ご相談・お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。
その際、いま思いつく範囲で結構ですので、以下のような事柄をお聞かせください。

  • ① 御像の種類
    薬師如来、観音菩薩像、不動明王像、祖師像、など、制作したい御像の種類をお聞かせください。
  • ② 御像の大きさ
    おおよその大きさで結構です。ご希望の大きさをお知らせください。
    例:立像の、足から頭頂まで約90cm / 坐像で、像高2尺 など
  • ③ 御像の素材
    木彫、乾漆、ブロンズなど、ご希望の素材がございましたら、お知らせください。また、木彫の場合、ご希望の樹種などがある場合には、お聞かせください。
  • ④ 仕上がりのイメージ
    木肌を生かし木地で仕上げたい、金箔仕上げが良い、彩色像を考えている、など、大まかなイメージで結構です。
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御像の具体的な方向性の決定

お聞かせいただいたイメージを元に、こちらから、造形や素材、仕上げ方法など、具体的な提案をさせていただきます。

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お見積もり

決定した事項を元に、お見積もり書を作成いたします。
ご了承いただければ、制作に移行いたします。

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制作

制作は通常、以下の工程で進めます。

  • ① 図面・原型の制作
    いただいたイメージを元に、図面を制作します。粘土であらかじめ原型を制作する場合もあります。図面や原型の段階で造形をご確認いただくことが可能です。
  • ② 材料の買付、製材
    木彫の場合には、ご希望の材木を買い付け、製材します。樹種によっては、原木の丸太を探すところから始まります。丸太の中でも一番良い箇所を彫刻に使用できるよう、自ら製材所に足を運び、製材を行います。
  • ③ 法要
    ご希望であれば、彫刻を行う前に、原木へのご祈祷や、鑿入れ式などの法要を行っていただくことも可能です。
  • ④ 彫刻作業
    制作の最中にも、細かな形状や仕様など、御依頼主様にご意見をうかがいながら、制作を進めます。
    おおよその目安にはなりますが、現在、像高約60cmの立像の場合には、納品まで約2年ほどお時間をいただいております。
  • ⑤ 納入品の納入と像内墨書の書き入れ
    ご希望の場合には、像に内刳りを施し、納入品をお納めすることができます。また、内刳り面や像底に、結縁者名や造像の経緯、制作年などの書き入れを行うことも可能です。
  • ⑥ 仕上げ
    ご希望の仕上げ方法に沿い、彩色や漆箔を施します。木地仕上げの場合には、やすりなどは用いず、滑らかな表面になるまで彫刻刀で入念に仕上げ作業を行います。
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納品

制作した御像をお納めして完了です。ご希望の場合は、魂入れの法要が執り行われます。